漢方

自然の力で美しく、健康に!

漢方薬は、それぞれの体質や症状にあわせて処方するオーダーメイド医療です。あなたに合う漢方薬を試してみませんか?

こんな時にオススメ!

西洋医学では病気とはみなされないような症状

「病院に行くほどでもないけど、何となく調子が悪い」「検査しても異常がないのに、何となく不調」・・・
このような、病気の一歩手前の未病という段階で治療をスタートすることができます。

西洋医学では有効な治療法がない病気

漢方薬は何種類もの生薬からできているので、組み合わせの妙で、全身の自然治癒力を高めてくれます。

※西洋薬も必要に応じて処方しています。

適応疾患

冷え性、めまい、むくみ、頭痛、便秘、下痢、風邪をひきやすい、
うつ、不眠、自律神経失調症、耳鳴り、更年期障害、
月経痛、月経不順、月経前症候群、不妊症、妊娠中の不調、産後のトラブル、
アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、
湿疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ、膀胱炎、頻尿、前立腺肥大、
肩凝り、腰痛、坐骨神経痛、肋間神経痛、
術後の体力低下、免疫低下・・・など

改善例

冷え症(32歳 Oさん)
手足が冷たく、夏でも靴下を履かないと寒くて眠れない。冬になると毎年しもやけになる。スーパーの冷気に耐えられない。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯を飲むと体が温まり、スーパーでの買い物も苦痛でなくなりました。冬になっても、しもやけにならなくなりました。
イライラして、カッーとほてる(48歳 Kさん)
ささいなことで、イライラして周囲にあたったり、顔がカーッとなり、のぼせて汗が出るようになりました。肩凝りもひどく、時に頭痛やめまいがみられるようになりました。
加味逍遥散を飲むと精神的に安定し、イライラもへりのぼせ、頭痛、めまいもなくなりました。
喉がつかえる感じが気になる(40歳 A子さん)
心配性のA子さん。喉がつかえる感じが気になり、耳鼻科でみてもらっても異常がありませんでした。
半夏厚朴湯を飲むと、喉の使える感じがとれました。
咳がとまらない(40歳 E郎さん)
1週間ほど前から咳が出始め、市販の風邪薬を飲んでいました。しかし、咳はいっこうにとまらず、夜も咳で眠れず、あまりの咳に胸痛までみられるようになりました。
抗生剤と一緒に柴陥湯を飲むと咳も減少し、胸痛も消え、夜も眠れるようになりました。
急に耳鳴りが出現し、不眠になった(38歳 T子さん)
仕事に子育てに大忙しのT子さん。自分の時間を持つことができず、ストレスが溜まり気味でした。1週間ほど前から耳鳴りが始まり、徐々に音が大きくなり、夜も眠れなくなりました。
抑肝散加陳皮半夏を飲むと、耳鳴りも気にならなくなり、夜も眠れるようになりました。
ストレスがかかると胃の痛みがでる(37歳 M男さん)
仕事のストレスが多くなると、胃が痛くなるM男さん。胃カメラをうけても異常はありませんでした。
四逆散を飲むと、仕事でストレスがかかっても胃の痛みが出なくなりました。
夜に何回もトイレに行くようになり、不眠傾向となった(78歳 S夫さん)
年齢とともに腰痛、冷えがみられるようになり、夜間に2〜3時間おきにトイレにいくため不眠傾向となりました。
八味地黄丸を飲むと、腰痛、冷えも改善し、夜間の排尿の回数が減りました。それだけでなく、便通もよくなりました。
術後の体力低下と再発の不安に悩む(56歳 T子さん)
腹部手術後(胃がん)、疲れやすく、風邪をひきやすくなったT子さん。自分なりに健康食品や食事に気をつけているものの、体力の低下を感じていました。定期的な検査と血液検査を受けていたものの、再発の心配がありました。
十全大補湯を飲むと、元気がでてきて以前のように仕事ができるようになりました。風邪もひきにくくなり、体力に自信がついてきたようです。

治療の流れ

漢方の診察は、4つの診察を行います。
西洋医学と違って、独自の診察法と考えがあります。

望診【ぼうしん】

体の状態や変化を視覚的に観察します

舌診
舌の状態は、必ずみます。診察時には、恥ずかしがらずに舌を見せてくださいね。舌にはとてもあなたの健康状態や精神状態が表れています。

聞診【ぶんしん】

声の大きさ、咳、呼吸音、分泌物のにおい
 

問診【もんしん】

便通、排尿回数、睡眠、月経の状態は必ずお聞きします。
女性はご自身の月経をメモしておいてくださいね。

切診【せっしん】

脈やお腹を触れます。
直接病気とは関係ないように思われても、とても重要な情報です。

脈診
両手の脈をみます。脈の状態で全身状態がわかります。
脈の張りの強弱、数、浮沈など西洋医学よりも細かい観察をします。
腹診
日本漢方では腹診を大切にしています。中国漢方とは違い、江戸時代に発達した日本独自の診察法です。腹筋の緊張度、皮膚の状態、圧痛、抵抗などから、体の異常を診断します。腹部以外の病気でも必ず行います。
女性は、お腹を出しやすい服装で、ボディスーツなどは着用せずに受診してくださいね。

漢方は予約制となっております。
ご希望の方は、お電話(0879-25-0771)にてご予約下さい。

漢方Q&A

1.病院で出される漢方薬はどんなものなの?

自然界にある植物、鉱物、動物など複数の生薬を組み合わせたものです。本来はこれらの生薬を煎じて飲むのですが、医療機関で医師が処方する医療用漢方製剤はエキス顆粒、細粒で一部にカプセル、錠剤になっています。これはインスタントコーヒーと同じで、漢方薬を煎じたものを凍結乾燥させ、成分のエキスを粉末にしたものです。湿気を帯びないようにアルミパックで包装されています。保存がきき、持ち運びしやすいので、忙しい現代生活にぴったりです。
医療機関で出される医療用漢方製剤は保険適応になっています。

2.長く飲まないと効かないの?

「漢方薬は穏やかに効くから、長く飲まないと効かない」は迷信です。
急性の病気なら数日で、風邪なら数時間とより即効です。慢性の症状なら2週間ほどです。2週間ほどで何らかの変化が出でこなければ、処方を変更します。

3.漢方薬に副作用はないの?

漢方薬の副作用は、決して多いものでないですが、医薬品なので、副作用はありえます。その多くは、中止するか、量を減らせば回復する軽度なものが多いです。最も多いのは、胃もたれなどの胃腸症状、次に湿疹、かゆみ、むくみといった皮膚症状です。

  • @「地黄」「当帰」「麻黄」などによる胃腸障害。
  • A「甘草」による血圧上昇やむくみ、低カリウム血症。「甘草」は、漢方薬の7割から8割に含まれているため、複数の漢方薬を服用する場合は注意が必要です。
  • B桂皮(シナモン)による蕁麻疹などのアレルギー症状。

こうした副作用を防ぐためにも、普段と違う症状が出てきたらすぐに医師にご相談くださいね。

4.漢方薬の飲み方は?

1)服用時間
食事の20〜30分前の空腹時に服用します。空腹時の方が吸収がよく、その後の食事胃への刺激も緩和されます。お薦めは、起床してすぐと夕食前(あるいは就寝前)です。空腹時に飲んで、胃腸が刺激されるような場合は食後に服用します。ただし、便秘薬に関しては空腹時のほうが効果的です。もし飲み忘れてしまったら、食後に飲んでもOKです。まとめて飲むことはしないで下さいね。
2)服用回数
多くは1日2回です。急性症状の場合は3回以上服用することもあります。
3)服用の仕方
エキス剤をポットのお湯で溶かして飲むか、そのまま口に入れて服用します。インスタントコーヒーと同じで、お湯で煎じ薬に戻すので、お湯で溶かしたほうがいいです。溶かすときには、まずエキス剤をコップに入れ、おなかがいっぱいにならない程度のお湯を入れて溶かします。溶けにくい場合は、電子レンジで数秒温めるとダマならずきれいに溶けます。お茶やジュースでの服用は、あまりお薦めしていませんが、厳密に考えず、まずは飲めることが大切だと考えています。蜂蜜(1歳未満の乳児に、蜂蜜は使わないで下さい)やココアも場合によっては構わないです。
4)薬局の漢方薬と違うの?
市販の漢方薬も医療機関で処方される漢方薬も名前が同じでも、生薬の構成成分は同じでも、一部を除き薬の含有量は医療用よりも少なめになっています。薬局で漢方薬を買う場合は、自己判断でのむことも考慮し、どんな人が飲んでも副作用が出にくいように弱めにされています。
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